【腰越】PIGGY’S KITCHEN ランチ サービス精神溢れる腰越の「なんでも食堂」!

 

鎌倉市の南西部に位置し、しらす漁業が盛んな漁港やサーファーに人気の海がある腰越。

江ノ電が、商店街の真ん中を走ることでも知られています。

今回は腰越の中でも特に人気のお店「ピギーズキッチン」さんへお邪魔してきました。

 

駅から徒歩30秒!おしゃれカフェ風、なのに赤提灯?!

腰越駅に到着すると、ホームから見える爽やかなターコイズブルー。

改札を出て、目の前の道を渡るのみ!徒歩30秒の好立地にピギーズキッチンはあります。

外観は、アメリカンなおしゃれカフェ風ですが、よく見ると赤提灯やのぼりなどジャパニーズ感も強め。

ここは一体、何屋さんなんだろう?と興味津々の中、早速入店してみました。

 

カリフォルニアスタイルの店内にそびえ立つ一升瓶

外観と同じ爽やかなターコイズブルーの中に、ポップでカラフルな雑貨がとってもおしゃれな空間。

自然光の温かみも心地よい、まさに西海岸風、カリフォルニアスタイルの店内です。

 

ですが、ここもよく見れば、カウンターに見慣れた漢字が堂々並んでいるではありませんか。

このお店にはミスマッチでは・・・と思いきや、これだけ種類が豊富だと、

ラベルや瓶の色も様々で、なんだか逆にポップに見えてくるから面白い。

 

「飲食店の内装って、実際にはないような異空間でいいんですよね。要はセットを作るような感覚でやりました」

実はこのお店、業者は一切入らず、店主と奥様だけでイチから手作りしたそう!

元々、車の整備士をしていた器用な店主は、

「人ができるんだから自分ができないことはないだろう」「人に任せるより自分で思い通りにやりたい」

とカウンターや棚などの内装から、外の看板まで自ら作り上げました。

 

特に古着や雑貨など、アメリカのビンテージが好きなおしゃれな店主。

このハイセンスな仕上がりに納得です。

 

 

ピギーズキッチン名物!オリジナルしらす丼

近くの腰越漁港で水揚げされる、名物のしらすをふんだんに使った一品。

サイパン島が好きな店主が、ポキ風にアレンジしたオリジナルのしらす丼です。

ポキというと、まぐろやアボカドがごろごろと乗せられているイメージでしたが、

サイパン島ではまぐろに限らず、イカやタコなど色んな魚介類を使っていたり、

ご飯と混ざりやすいよう、アボカドはペースト状にしているところが多いそう。

 

実際に卵黄と共によく混ぜて食べると、程よい塩味でご飯にとても合います!

釜揚げしらすや味付けされたアボカドの塩味だけではなく、ほんのり甘い薄焼き卵も良いアクセント。

とにかく余計な味付けがないので、シンプルにしらすの旨味を感じることができました。

 

 

じっくり漬け込んだ店主こだわりの唐揚げ

こちらも人気メニューの唐揚げ定食です。

唐揚げ粉は使わず、片栗粉のみで揚げた竜田揚げ風の仕上がり。

 

食べてみると、サクッとした薄衣の中に、とんでもなく柔らかいジューシーな鶏肉!

聞けば、衣に味をつけない分、鶏肉を特製のしょうゆダレにじっくり漬け込んでいるそうです。

何種類もの異なるしょうゆを配合した、店主のこだわり詰まった秘伝のタレは

元々、メニューの1つであるラーメンのかえしとして使用していたもの。

多くのメニューを生み出す店主の豊富な経験が生かされている一品です。

 

 

江の島でもない、鎌倉でもない、「腰越」という町

「飲食店をやるつもりはなかったんです。ただ、40歳から好きなことをしようと思っていました。」

そう語るのは、店主の平井昌一さん。

元々、都内で会社勤めしている時に奥様と職場で出会い、結婚。

40歳で会社を辞めて、好きなことをすると決めていた平井さんは

趣味のヨットやサーフィンなどができる湘南エリアへの移住を決意しました。

 

「海が近いし、都内にも出やすい。あと年賀状に”鎌倉市”って書いてみたかったんですよね」

そうして見つけたのが、この腰越。

江ノ電、湘南モノレール、小田急と3路線使える点や、銀行や郵便局など一通りの行政施設が揃っている点など

利便性が良く、海が近い自然豊かな環境が気に入ったそうです。

 

「しかも住んでみたら面白かったんです、江の島でもない、鎌倉でもない、腰越なんですよね」

古くから漁師町として知られ、義経や弁慶にまつわるお寺があったりと有名な歴史が刻まれた由緒ある町。

地元住民は、祭りなどの伝統文化や、近所同士がお互い様の精神で助け合うといった繋がりを大切にしています。

都会にすぐ出られる環境でありながら、海が近い、人との距離感も近い。

どこか島のような、ゆったりとした時間が流れる腰越がどんどん好きになっていったそうです。

 

 

豊富なメニューの訳は、店主のサービス精神と努力

大好きな土地で、4年前から始めた「ピギーズキッチン」。

初めは定食4種類とラーメン2種類、おつまみ数種類にお酒とシンプルなメニュー展開でしたが、

「他の味のラーメンが食べたい」「炒飯や餃子も欲しい」などと

お客さんの要望に応えていった結果、ここは何屋さん?と思わせるほどのメニュー量になりました。

 

https://www.instagram.com/p/B3SxzyOD8IX/?utm_source=ig_web_copy_link

 

「学生街によくあるメニュー豊富な定食屋さんが好き、選びきれないっていうのが贅沢ですよね。」

独学で勉強しながら、色んなメニューを作ることは面白いと話す平井さん。

新しいメニューを作る場合は、1つの材料から最低でも3つは出来るようなメニューを考えて、

お客さんのニーズだけではなく、食材ロスも少なくする工夫もしているそうです。

 

今では、常連さんのみならず、日本食を食べたいという海外からの観光客にも喜ばれるように。

寿司や天ぷらといった和食をイメージする日本食ですが、

海外ではラーメンやオムライス、唐揚げなども日本食として大人気!

常にメニューやサービスを、時代に合わせて進化させていくところにもこだわりを感じます。

 

 

「おうちでピギーズ」お弁当販売開始!

https://www.instagram.com/p/B9SHFunHrh-/

 

突如始まったウイルスによる昨今の混乱を受け、ピギーズキッチンではお弁当販売を始めました。

「地域の方の力になりたい」と、ここにも店主の優しさとアイデアが溢れています。

種類豊富でボリューミーなお弁当はたくさんの方に喜ばれたそうで、

今後この状況が収まった後も、続けていきたいとおっしゃっていました。

特別価格での提供は今だけ!是非、「おうちでピギーズ」してみてください。

 

 

腰越でオンリーワンの「なんでも食堂」!

平井さんが言った「ここはなんでも食堂なんです!」という言葉通り、

和食や洋食といった料理ジャンルやファミレスや居酒屋といったカテゴリーにとらわれない柔軟性こそが、

「なんでもある」「なんでもうまい」とお客さんに喜ばれる人気店となった理由でしょう。

 

是非、江の島や鎌倉観光に行く際は、腰越まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

ここに行けば、きっと自分の食べたいご飯が見つかるはずですよ!

 

 

 

 

PIGGY’S KITCHEN (ピギーズキッチン)

電話番号:050-5278-8874

住所:神奈川県鎌倉市腰越2-12-20

アクセス:江ノ電 腰越駅 徒歩1分

営業時間:[全日] 11:30〜15:30(LO14:30) / 17:30〜21:30(最大延長24:00)

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、来店前に店舗にご確認ください。

HP:[ブログ]http://piggyskitchen.blog.fc2.com/

[Instagram]https://www.instagram.com/piggyskitchen/

[Facebook]https://ja-jp.facebook.com/piggyskitchen

投稿者プロフィール

湘南Loversさいとう
湘南Loversさいとう管理人
湘南歴30年!生まれも育ちも湘南、生粋の湘南LOVER。地元湘南を盛り上げていくため、お店の紹介やイベント企画運営、地域の方との交流を発信中。お店のオーナー様へのSNSや金融面でのアドバイスなどをしています!SNSのフォロワーは1万人以上、ネットのチカラで湘南を盛り上げていきます!
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