【鎌倉長谷】 鎌倉文学館 鎌倉文士の直筆原稿と華やかなバラ園を見に行こう

「鎌倉文士」という言葉を、聞いたことはありますか?

1889年(明治22年)に横須賀線が開通したことで東京から鎌倉への交通の便が良くなり、温暖な気候の鎌倉には多くの文学者が滞在したり引越してくるようになりました。

やがて彼らのことを、「鎌倉文士」と呼ぶようになったのです。

『鎌倉文学館』には、そんな鎌倉にゆかりのある「鎌倉文士」たちの直筆原稿や愛用品などが展示されています。

さらに季節によっては、美しいバラ園を楽しむこともできます。

 

 

以前は旧前田伯爵家の鎌倉別邸だった建物

 

『鎌倉文学館』があるのは鎌倉市長谷、江ノ電の由比ヶ浜駅から徒歩7分ほどの場所です。

長谷寺や鎌倉大仏の高徳院からも10分ほどで歩けます。

この場所は以前、加賀百万石の旧前田伯爵家の鎌倉別邸でした。

1890年(明治23年)頃に和風建築の建物が建てられましたが、他からのもらい火で焼失してしまいます。

その後再建され、現在の建物は1936年(昭和11年)に改築が行われて完成しました。

 

 

趣のある、建物までのアプローチ

 

 

敷地の入り口は、住宅街の中を歩いていると突然現れました。

入り口の先には緑の木々に囲まれたアプローチがしばらく続きます。

この辺りで木の上の方からカサカサ音がすると思ったら、なんとリスがいました。

残念ながら写真はうまく撮れず、そのまま進んで行きます。

 

 

歩いていると目の前にこんなトンネルが現れ、おのずとわくわく感が高まります。

 

 

こんな小道を抜けていくと、、、

 

 

やっと建物が見えました。

建物までのアプローチはとても趣があり、旧前田伯爵家の別邸だったことを感じさせてくれました。

 

 

残念ながら建物の中は撮影禁止

 

『鎌倉文学館』の館内はカメラ撮影が禁止になります。

また入り口では靴を脱がなくてはいけません。鍵付きの靴箱があり、そこに靴を入れてから入館しました。

他にも鉛筆でメモを取るのは大丈夫ですが、ボールペンなどは持ち込み禁止です。ペットボトルなどもダメです。

入り口にはコインロッカーがあり、荷物を入れてから身軽な状態で館内を見学することができました。

(コインロッカーは100円ですが、荷物を出すときに返金されます。)

展示室に入るとすぐ、鎌倉文士たちが滞在したり暮らしていた場所の示された地図がありました。

とても多くの文士が私も歩いたことのある場所にゆかりがあることを知り、自然と親しみを覚えます。

鎌倉にゆかりのある文学者は300人を超えるそうで、これは驚きです。

そのほんの一部を紹介しましょう。

  • 大佛次郎
  • 川端康成
  • 夏目漱石
  • 島崎藤村
  • 小林秀雄
  • 中原中也
  • 三島由紀夫
  • 立原正秋
  • 小津安二郎

などなどです。とても書ききれません!

展示室には、そんな文学者たちの直筆の原稿、手紙、愛用品などが展示されています。

原稿には訂正のあともあり、それを書いた当時のことがしのばれます。

文学好きの方にとっては、たまらないかもしれません。

それだけでなく、窓から見る景色も素晴らしいです。遠くに海が見えます。

展示物だけでなく、ぜひ窓の外の景色も気にしてみてください。

 

 

春と秋には、バラが咲き乱れるバラ園

 

館内で文学に触れた後は、広い芝生の庭でのんびり癒されてください。

庭から見る洋館は、かわいらしくて気品のある美しさがあります。

そしてこちらの庭で忘れてはいけないのは、約200種250株のバラが咲くバラ園です。

春のバラは5月中旬から6月下旬、秋のバラは10月中旬から11月下旬が見頃になります。

この時期のバラ園はとても素晴らしいのですが、私は今回は12月の訪問だったためほとんど咲いていませんでした。

 

 

それでも、こんな落ち葉で彩られた階段を歩いたりもでき、楽しめました。

 

 

敷地のあちこちには、このような鎌倉ゆかりの人物の和歌や短歌などが書かれた灯籠もあります。

文学にそれほど興味がなくても、窓から見る海の景色や芝生の庭、そしてバラ園などはそれだけで癒されますから、ぜひ一度訪れてみてください。

 

 

『鎌倉文学館』

 

住所:鎌倉市長谷1−5−3

TEL:0467-23-3911

アクセス:江ノ電「由比ヶ浜駅」から徒歩7分、 「長谷駅」から徒歩10分

開館時間:3月~9月 9:00~17:00 (入館は16:30まで)/10月~2月 9:00~16:30(入館は16:00まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は開館) *展示替えなどで臨時休暇あり!

入館料:特別展(4月~12月)一般500円、小・中学生100~200円/収蔵品展(12月~4月)一般300円、小・中学生100円

ホームページ:鎌倉文学館

 

長谷寺や鎌倉大仏(高徳院)から10分ほど、鎌倉駅からですと19分ほどで歩くこともできます。

鎌倉の街を散歩をしながら『鎌倉文学館』へ行ってみるのも良いのではないでしょうか。

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