別名「花の寺」として鎌倉で有名な光則寺。
春や夏は写真を手にした観光客であふれるインスタ映え間違いなしのお寺です。
花のない時期はどんな雰囲気の寺院なのかに興味があり、今回、冬の光則寺に赴きました。
もくじ
光則寺の歴史
光則寺は、1274年に鎌倉時代の武士、宿谷光則(やどやみつのり)によって創建された日蓮宗のお寺です。
時の鎌倉幕府5代目執権である北条時頼の名により宿屋光則は日蓮聖人の弟子、日朗を光則の自宅に幽閉しました。
ですが、日朗との交流の中で、光則は日蓮宗を深く信仰していくようになります。
結果、幽閉していた日朗を開山に迎え、光則の屋敷を「光則寺」としてしまうところから歴史が始まりました。
光則寺の境内の様子
光則寺の銘が入った石碑が目印です。この石碑から寺門まで、徒歩2分ほどかかります。
真っ赤な寺門が綺麗でした。私が行った時にはちょうど寺門のペンキの塗り替え工事をされていました。
寺門をくぐりますと、拝観料高校生以上100円を入れる箱が目の前にあります。
別名「花の寺」として知られる光則寺。
春にはつつじや藤、カイドウの花が綺麗に咲き誇り、カメラを手にした観光客で賑わいます。
周囲にある長谷寺と同じように、初夏には境内のアジサイの花が見頃を迎えます。
冬は花よりも、凛とした静かな佇まいのお寺に変わり、霊験あらたかな雰囲気を醸し出しています。
現在は、江戸時代に再建された本堂が残っており、境内の雰囲気を作っていたのが印象的でした。
宮沢賢治の詩も石碑としてありました。日蓮宗に帰依していた宮沢賢治をリスペクトして、とのこと。
最後に・・・
別名「花の寺」こと光則寺の冬の様子をご紹介しました。
花の咲いている時期は観光客で賑わいを見せておりますが、
冬の時期は本来のお寺自身の静かな厳かな雰囲気を楽しめたのが趣深かったです。
四季を問わず、さまざまな魅力ある姿を見せる光則寺の魅力に興味のある方には、
是非訪れていただきたいパワースポットです。
光則寺
住所:神奈川県鎌倉市長谷3-9-7
電話番号:0467-22-2077
アクセス:江ノ島電鉄「長谷駅」徒歩6分
拝観時間:7時30分 ~ 日没まで
拝観料:大人(高校生以上)100円 / 小・中学生無料
HP:光則寺HP
投稿者プロフィール
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